発表会とこれから

文章が下手で時間がかかるから、ピアノの練習優先でブログは後回しにしてしまうので、書き留めたい事が溜まっている。
今日こそは発表会の事だけでも書いておきたいな。


と言うわけで先日の初めての発表会(ブルグミュラー25の練習曲/15番バラード)

リハーサルなし。ぶっつけ本番。
椅子に座り気持ちを整えながら楽譜を見て出だしを確認。
ドシドソラシドシドソラシ…ん??どの指で押さえる??121…3だっけ?4か?え?てか4の指ってどれだっけ??わからん!!無い!!(この時点で左手の薬指が消えた錯覚に陥る)先生!先生助けて!4の指がありません!!となり絶望的なパニックに陥る寸前で…とにかく深呼吸、深呼吸、と念じスーハースーハー。
時間を取りすぎて会場がザワッとした感じがした。
イムリミットだ、もうだめだ、なんとかなってくれ、Goゥゥゥウウウウ!!と始めたら案の定、出だしからずっこけ、弾き直したらまたずっこけ、さらに引き直しても指がめちゃくちゃでずっこけ、ようやく諦めて次の小節へ…というなんともしょっぱい始まり。(間違えても戻るな、先に進め、と言われていたのに本当にしつこく戻った!)きっとみんなを凍らせてしまったと思う。

しかし途中の展開部で持ち直し「きゃぁーーたっのしぃーー!!」となってノリノリで肩を揺らせて弾いていた気もするが、調子に乗り走り過ぎたのか最終フレーズは右手と左手が合わずグダグダのラスト。
それなのになんか知らんが両手を鍵盤からダーン!と離し、数秒動きをピタッと止め、カッコつけて終わらせたのが逆に何ともカッコ悪かった気がする。

で、苦笑いしながら舞台から去った。

もう二度と出るもんか、と、席でしょんぼりしながら他の生徒さん達の演奏を聞いていたけど、帰り道、駅に着くまでにはもう「来年はなに弾けるっかなぁ〜」なんて気持ちに切り替わっていた。バカは3歩で忘れる。

 

この先、ABCもブルグもチャチャチャっと終わらせて、やっと「先生、実は私、内緒でショパン練習しているんです、見てもらえませんか」なんて、本格的にショパンの練習に入ったりしてー!なんて希望に満ち溢れていたんだが。


本日のレッスン。
発表会を乗り越えられたのだから、もう堂々と先生の前で弾けると思っていた。
なのになのにやっぱり緊張、ミス連発で軽くパニック、そうなると楽譜が読めなくなって、あれ?あれ?って止まってしまい信じられないくらいボロボロ。
私の予定では、課題曲二つ合格して、もしかしたら次の二曲もマルもらえるのでは!?と期待していた。それくらい練習したつもりだった。
指導された箇所、何一つクリアできてなくて先生にまた同じ事言わせちゃった。そもそもメロディがまともに弾けないの、どうしてあんな状況になるんだろう。本当に残念だった。メンタル、何とかしなくては。

がっくりきている私を見て先生が「ブルグは奥が深いのでじっくり進めましょう。そうするとショパンを弾くときに本当に活きてくるから」と言う事で。ショパンを弾きたいという私の気持ちを汲んでの細かい指導なので、簡単にはマル頂けないけどめげずに急がずに頑張ります。

うーーーーでも今日のレッスンはめちゃくちゃ凹んだーー

 

おしまい。