9月15日、電子ピアノが届いてちょうど一年、今日は私のピアノ記念日。
ちゃんと続いているのが嬉しい。
お祝いに昨日、ショパンのワルツ集の楽譜を買ったりした。
校訂版と原典版で悩んでしまったので店員さんに相談。
音楽之友社から出ている本の改訂が、他のものより新しいからとお勧めされたのでそれにした。
ピアノに詳しい店員さんが、楽譜によって何がどう違うのか（この楽譜のここはスタッカートなのにこっちはアクセントになってたり、とか、クラシックなのになぜ改訂されるのか、などなど）初心者の私に丁寧教えてくれて。
今まで楽譜はAmazonで買ったり、ネットのフリーダウンロードで拾ったりしていたのでとっても勉強になり…楽しい買い物時間でしたん。山野楽器のお姉さんどうもありがとう。原典版ヘンレ社のブルーの色、いいなぁ、いつか欲しい。
早速何を弾くか…
調号を見て♯と♭の少ないものから探すのがお約束なんだけども……10番ロ短調、♯二つしか付いてないやん！！って飛び付いて、楽曲検索して聴いたら素敵な曲で一聴惚れ、決めた！
しかししかし楽譜めくると途中で転調して♯だらけになっちゃうんだな。
でも乗り掛かった船だ、惚れたからには、やるぞ。
んで昨晩と出勤前に計4時間没頭。楽譜とにらめっこしながら音符をなぞるように指に当てていくやつ、あっという間に時間が過ぎる。やっとやっと12小節まで。
……と、ここまで出勤途中の電車で下書きしておいて、帰ったら公開しようと思っていたわけです。
でもこの後ピアノ記念日にふさわしいちょっといい事あったのです。そのさらに後には残念な事も。
・続き・
一周年と新しい曲にちょっと浮かれ気分でその日仕事していたら、たまたま店に初来店したお客さんが、近くのピアノラウンジのママ（ピアニストであり指導者）だったのです。
せっかくなので仕事終わってから駆けつけ、私のピアノ一周年の乾杯をして頂きママがノクターン2番と革命をグランドピアノで弾いてくれてピアノ談義で盛り上がって、酒が美味しくて。
帰り際酔った私は思い切って練習し始めたワルツ10番をママに弾いて欲しいとお願いしたら、ちょっと考えてから楽譜を裏から引っ張り出してきて弾いてくれたのです。
そして弾き終わった後に「初見です！」と。
初見で？！一度も止まらずに？！
凄すぎて喉が詰まった。脳味噌ガッツンときた。プロって流石！！早く私もああなりたい。
良かった。本当に良かった。でもなぜかため息連発。あんな風に10番、弾けるかなぁって。
で、興奮しすぎて酔いがまわったのかここから全く記憶がなくなって、気付いたら終電を乗り過ごし終点まで爆睡。もちろん上り運転は終了しているのでカラオケ屋で始発を待つ事になりやした。（相対性理論ばかりを歌いながらやけになってワインをガブガブ飲んだのを少し覚えています！）
スマホの画面も割れていたよ！修理に8千円近くかかったよ！
最後はアレでしたがとても濃い一周年記念となりました。おめでとう私。ありがとうピアノ。
以上です。
去年、デジピ来てからの1週間。
初日はツェルニー100番を4時間も弾いていたの、全然覚えていない。
